第二新卒の転職で自己PRはどのようにまとめる?
第二新卒者向けの自己PRのポイントを知ろう
第二新卒とは、新卒で企業などへ入社し3年未満の求職者のことです。新卒者よりもビジネスマナーなどを知っており、中途採用ほど即戦力ではない、フレッシュな人材という認識が一般的です。
ひとつの企業のやり方に染まり切っておらず、自社にふさわしい人材へ育成するチャンスがあると、企業は第二新卒者へ期待しています。この記事では、第二新卒を企業が採用する理由や自己PRで見ているポイント、書き方のポイントなどを解説します。
第二新卒を採用する理由
第二新卒を企業が採用する理由から、応募先企業の聞きたい内容がわかります。以下の4つの理由をチェックして、適切な質問の回答を用意しましょう。
基本的なビジネススキルが身についている
第二新卒者は社会人の経験があり、基本的なビジネススキルやマナーを身につけた人材が多いため、企業は求めています。新卒採用の場合はビジネスマナーから教えますが、第二新卒はその手間がかからず教育コストの削減につながるからです。
高いポテンシャルがある
第二新卒は25歳前後の人材が多く、成長意欲が高く活気もあるため企業は採用したがります。例えば、現在職場のモチベーションが低下しつつある場合、成長志向の社員を入れて職場の士気を高める狙いがあります。
また第二新卒は長く働ける職場を見つけるために、覚悟を持って転職活動をする人材が多く、職場へなじむ努力も惜しみません。職場に定着し、働き続けてくれる点でも第二新卒を欲しがる企業は増えています。
新卒者だけで募集枠が埋まらなかった
新卒採用を行ったものの募集定員に満たず、第二新卒で補う企業もあります。通年で若い人材を募集できる点から、第二新卒採用を重視している企業もあります。
第二新卒採用を行う企業はまだ少なく、新卒採用や中途採用よりも優秀な人材を確保しやすい状況です。
早期離職者が多い
新卒~3年以内に離職する人の割合は3割程度で、新卒採用した人材の3人に1人が早期離職しています。「入社した企業では、将来のキャリアアップを期待できない」という理由が多く、第二新卒は、希望の叶う転職先を見つけて長く働きたいと考える傾向があります。
採用担当者が自己PRでチェックするポイント
第二新卒者を募集する場合、採用担当者は次の3点を特に見ています。希望する職場で働くためにも、ポイントを押さえた自己PRを心がけましょう。
自己PR欄が300文字程度にまとまっている
履歴書や職務経歴書の自己PR欄は、300文字程度にまとめましょう。ただし形式によっては、300文字入らない場合や、300文字書いてもスペースが余る場合もあります。
余白ができた場合は読みやすい文字の大きさを心がけ、8割ほど埋めましょう。スペースが広いからといって長く書いたり、狭いからと短すぎたりすると、働く意欲が伝わりにくいので、注意が必要です。
現職・前職での仕事の向き合い方
採用担当者が自己PRで注目する内容に、応募者の仕事への真摯な取り組み方があります。社会人を数年経験した第二新卒には大きな実績を期待せず、代わりにポテンシャルで判断するからです。
前職や現職でどのように仕事と向き合っているかを知り、入社後の取り組み方をイメージします。
応募職種の内容と合っている
やる気も第二新卒に求められる内容で、自己PRと応募職種が合っているとやる気がある根拠になります。入社後に取り組む業務を理解できており、応募した職種に高い関心を持っていることが伝わります。
ビジネスの場では具体的な裏付けが必要なので、応募職種を詳しく調べて矛盾のない自己PRをまとめましょう。
第二新卒の転職用自己PRを書くポイント
第二新卒者が転職用の自己PRを書くときは、ポイントを押さえた内容を心がけると採用に有利です。次の4点を盛り込んで、アピールしましょう。
応募先企業の雰囲気に合わせる
あなたの人柄・考え方・資質が、応募先に合うことを自己PRで示します。会社ごとに理念や雰囲気が異なるので、似た考え方の人材の方がなじみやすく早期離職を防げるからです。
企業が出す求人情報やSNSなどをこまめにチェックして、あなたの人柄と共通する部分を見つけましょう。
成長意欲と裏付けを入れる
企業は第二新卒の成長意欲にも期待するので、入社後どのように成長したいかを伝えると、アピールできます。漠然とした考えだけでは説得力に欠けるため、前職で自ら取り組んだエピソードなどをあげ、行動できる人材だと伝えましょう。
仕事に対するやる気を見せる
自己PRで熱意を伝えるためには、気持ちだけでなく行動できる裏付けのエピソードを入れましょう。過去にどのような行動をとり、成功に向けて努力したか、また結果から何を学んだかを具体的に伝えます。
入社後の目標ややりたいことも含めると、採用担当者が自社に合う人材か判断しやすくなります。欲しい人材だと興味を持ってもらうには、企業について情報収集が欠かせません。
ビジネスマナーをアピールする
実績がなく、前職での取り組みをアピールしづらい場合は、身につけたビジネスマナーを見せましょう。基本的な研修が不要な人材は、企業にとってコスト軽減につながるからです。
前職の新人研修で学んだ内容や、業務で修得したスキルなどを説明すると、説得力があります。
第二新卒の転職自己PRでのNGな内容
第二新卒で転職活動をする場合、避けた方がよい自己PRの内容があります。まとめた自己PRが次の4つにあてはまっていないか、確認しましょう。
志望動機がはっきりしない
とにかく応募先で働きたい気持ちから、「何でも頑張ります」と言いたくなりますが、漠然とした言葉は熱意が伝わりにくいです。入社したい気持ちを伝えるには、具体的なあなたのやりたいことを、前職での経験をふまえて説明しましょう。
入社後携わりたい業務があれば、あわせて伝えるとアピールにつながります。
企業のよいところしかあげていない
企業理念に共感し、雰囲気が自分に合うと感じた会社の場合、つい魅力に思うよいところを並べがちです。しかし、採用担当者は応募者のポテンシャルや実績を知りたいので、企業を褒める内容よりも、あなたが応募先にふさわしい人物だと具体的な根拠をあげて伝えましょう。
前職への不満が多い
転職を決断した理由に不満があったとしても、応募先へそのまま伝えるとマイナスの印象を与えます。採用担当者は、不満を持った場合同じように辞めるのではと心配になるからです。
入社したあと、どこかで自社に対する不満を言う可能性があると思われる可能性もあります。不満やグチは避けて、前向きな気持ちで転職を希望していると表現しましょう。
志望動機と退職理由が合わない
志望動機は、退職理由と一貫性のある内容にまとめます。前職ではできなかった仕事が、応募先では挑戦できそうという内容は好印象です。
矛盾した内容は他の質問の回答にも影響し、一貫性のない答えはあなたが自社に合うかを、面接官は判断しづらくなります。
第二新卒の自己PRに使える例文
第二新卒の転職活動で使う自己PRは、例文に目を通すとまとめやすくなります。応募する職場が同業種、または異業種の場合の例文を紹介します。
同業種の場合
【営業職→営業職への転職】
・会社への貢献意欲が高い
営業職二年目で単独業務を行い始めましたが、当初できることがなく不安がありました。その中でできることを考え、誰よりも早く電話を取ることを続けました。
すると部署内の電話対応に割く時間を減らせ、業務に集中できたと感謝されました。電話応対する中で顧客ニーズや契約内容も理解が進み、個人で行う電話営業にも役立ちました。
・目標達成への意欲が高い
単独での営業を始めてから、新規顧客獲得へ向けた提案と既存顧客のフォローを担当しました。実際に個人で取り組む前に、先輩の業務へ同行し、目標達成に必要なスケジュールを相談するなどして、準備を徹底しました。
その結果、月売上は1.3倍になり、取り組みを続けたことで、売上1.2倍以上の成果を10か月達成できました。
異業種の場合
【サービス業→メーカー営業職への転職】
前職では、毎日新たなお客様をお迎えする中で、相手を観察し求めていることを考える習慣が身につきました。常連のお客様は、その方の特徴・好み・利用頻度などをメモし、より高い満足を得て頂けるよう工夫しました。
その結果、お客様から感謝の言葉を頂いたり、リクエストをして頂けたりするようになりました。御社の営業業務においても、お客様のニーズを読み取り、きめ細かいコミュニケーションを取りつつ相談することで、最適な商品の提案ができると考えております。
転職活動の自己PRはプロに相談しよう
第二新卒で転職活動する場合、企業が第二新卒を採用する理由を知り、必要な内容を自己PRに盛り込みましょう。採用担当者の知りたいポイントを押さえると、あなたへの興味を引き、「人柄やポテンシャルを知りたい」と思うはずです。
もし第二新卒の転職活動で使う自己PRが、「うまくまとまらない」と悩んだときは、プロに相談する方法がおすすめです。転職先探しのひとつに人材派遣会社があります。
人材派遣会社なら、担当者のサポートを受けながら、自分に合う職場を見つけられるでしょう。
人材派遣会社のグロップの評判や利用した方の本音
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まとめ
①第二新卒者向けの自己PRのポイントを知ろう
②第二新卒を採用する理由をチェックしよう
③採用担当者が自己PRでチェックするポイントを知ろう
④第二新卒の転職用自己PRを書くポイントを学ぼう
⑤第二新卒の転職自己PRでのNGな内容を知ろう
⑥第二新卒の自己PRに使える例文をチェックしよう